ワンコはやっぱり「癒し」ですね。 | 今日もし・あ・わ・せ

ワンコはやっぱり「癒し」ですね。

 今年のお正月は、元旦にお義姉さんが来てくれたので、にぎやかなお正月になりました。


 これまで、お義姉さんは、仕事や病人の看護と、この数年、とても忙しくしていたのですが、色んなことを「卒業」して、このお正月、久しぶりに我が家に来てくれました。


 今回は、ちょっとゆっくり出来る、と言うので、元日の晩から、初めて一緒にお正月を過ごしたのですが、いつもは出来ない、色んな話をすることが出来て良かったです。ほんとに、これまで大変だったんだな~。これからは、お義姉さんも、自分が楽しいことが出来たらいいなと思います。


 我が家にはワンコが2匹いるのですが、我が家のワンコたちは、お客さまがあったとき、風太は「歓迎」ムードなのですが、まいこは、「うぅ~」とうなってばかり。まいこは、家族とそれ以外を「峻別」するタイプで、ご近所さんでも、自分の認めた人以外にはうなるので、ちょっと困っているのです。


 でも、今回は、だいぶ慣れて来たこともあるのか、まいこは、お義姉さんにくっついて、甘えてみたり、顔をなめてみたりして、せいいっぱいの歓迎をしていました。これまでにはなかったことです。びっくりすると同時に、「ワンコって、なんて人の気持ちがわかるんだろう」とびっくりしました。


 実は、お義姉さんは、あまりワンコが好きではないのです。おじいちゃんがそうだったからでしょうか。でも、おじいちゃんは、まいこをとてもかわいがっていて、「犬が嫌いなんじゃないの~?」と言うと「うちの子になったらしょうがない」などと言っていましたが、でも、まいこも、おじいちゃんが、大好きだったのです。


 だから、今回、お義姉さんにも、まるで、おじいちゃんにしていたように振舞っているのを見て、びっくりすると同時に、感心しました。大変だったお義姉さんをいたわるように、そばにくっついて離れないのです。ワンコ嫌いのお義姉さんも、徐々に慣れて、さすってやったり、ご飯をあげたりしてくれました。あったかいワンコに触れることで、気持ちも癒されていたのかも知れません。言葉をしゃべることの出来ないワンコだけど、でも、人の気持ちを和らげることが出来るんですね。


 人間の言葉でも、軽々しい言葉は人の心には届かない…でも、声に出さなくても、気持ちに届く「言葉」ってあるんだな、と思います。それは、きっと、人もワンコも同じなんですよね。


 我が家にとって大切な人を、ワンコたちも、同じように大事に迎えてくれる-それは、とてもうれしいことでした。


 はしゃぎ疲れたのか、風太もまいこも、今はもう、ぐっすり眠っています。その一生懸命寝ている姿も、とてもかわいい。今年は戌年ですが、年の初めに、我が家のワンコたちを、ちょっと見直すことが出来て良かったです。


 きっと、今年はいい年になるな-そう思います。いいお正月になりました。